長野県岡谷市にある株式会社つなぐ。 高校生が就職/転職時に地元を検討できるよう、長野県企業の魅力を発信する冊子「TSUNAGU」を発刊。 営業、取材、撮影、制作までを自社で行っている。 事業そのものが地方創生に寄与するものであり、「えんじょい」という理念を掲げ、自分たちが1番楽しむことを貫き地元を元気にしている企業。 チャレンジ意欲があり、まずはやってみることにワクワクできる方を募集。
募集職種・ポジション |
法人営業 ※雇用主は岡谷市民新聞社になります。 |
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仕事内容 | 冊子「TSUNAGU」やTSUNAGUから誕生した動画で企業を紹介する事業について、掲載の提案を企業に行う法人営業 |
想定収入 |
【給与】 188,000円(新卒)~ ※中途入社の方は経験やスキルによってことなります。 面談にて相談の上決定 【賞与】 年2回 8月/2月 ~3か月分支給 ※業績によって変動 |
募集背景 | 地域の課題解決を行っていく上で、チャレンジ精神が旺盛な新たなメンバーを増やし、更に地域貢献を加速させるため。 |
求める人物・スキル・経験 |
・チャレンジ精神や、まずやってみようというフットワークが軽い方 ・少人数制でもあるので、経営陣の近くで様々なチャレンジをすることにわくわくする方 ※経験等は問いません |
雇用形態 | 正社員 |
勤務地 | 本社所在地と同じ |
勤務時間(就業時間) |
9:00~17:45 ※フレックスタイム制導入 |
試用期間 |
6カ月間 ※試用期間中の雇用条件変更なし |
休日・休暇 |
年間休日118日 土日祝 有給休暇(入社6カ月後に初年度は10日の付与) |
待遇・福利厚生・加入保険 |
社会保険完備(厚生年金/健康保険/雇用保険/労災保険) 退職金共済加入 退職金制度有(勤続5年以上) 車通勤可(無料駐車場有) |
住居手当など |
・通勤手当(上限20,700円) ・家族手当 ・住宅手当 ・社有車 ・スマートフォン貸与 |
―システム開発から家業の新聞社へ
理系の大学出身で、当初はパソコンが一般普及し始めたころでした。ITがこれからの時代ということで、一社目は長野県塩尻市にある100人くらいのシステム開発会社に入り、そこでプログラミングやはんだごてを使った基盤作成を13年ぐらいやりました。その後、会社を継ぐ形で、74年続く地元の地域情報に特化した日刊朝刊新聞を出している株式会社岡谷市民新聞社へ入社しました。
―時代に合わせた新会社の設立
岡谷市民新聞社は地域情報の新聞一本でやっている会社だったんですけれども、地域の人口も減っているなか、時代を追うごとに先行きが見えないビジネスモデルであったというのが本音です。新しいことをしなくては会社を存続させられないのではという危機感が強いなか、最高執行責任者の赤羽と相談し、大きく舵をきるのではなく今やっている新聞づくりに上乗せで新しい取り組みを行っていくことを考えました。まずは部門を立ち上げ、その後、株式会社つなぐを設立しました。
―挑戦する勇気をつけるための一歩
これまで決まったサービスのみを提供してきた会社で新しいことに挑戦するのは、一歩踏み出しにくいこともあると思います。だからこそ、その勇気をつけるためにも、新しい取り組みを行うことに慣れていくのが大事だと思っています。地域に貢献できるものをという理念を掲げていたので、「株式会社つなぐ」もそこに反さない形で、とにかく新しいことへの挑戦に慣れていこうという考えで始めました。
―育ててくれた地域と共に育っていく
弊社の元となっている岡谷市民新聞社というものが70年以上やってこれたのは、地域の皆さんのおかげです。新聞というのは地域で買っていただいている商品であり、本当に地域の皆様に育てて頂いたという感覚が強いですね。そういう地域の皆様とこれからも一緒にやっていきたいということもありますし、もっと言うと地域の皆様を外しては進めない会社だとも思っています。地域と共に育っていくことは、私の中で決して外せない思いです。
―誰よりも「えんじょい」することがつなぐの理念
理念として掲げているのは「えんじょい」です。チャレンジする上では辛いこともあるけれど、その先に地域とともに楽しさを味わっていきたいという思いが込められています。そのために、まずは自分たちが楽しく取り組み、楽しみを追うことで、周りの方々へ楽しさを広げていくということを大切にしています。
―すべては楽しさを通じて連鎖する
業務内容でいうと、営業をして、発注を頂いて、撮影するというシンプルな業務ですが、営業で新しい方とお会いできるのも楽しいですし、発注を頂いて撮影するときも楽しい、それを仲間たちに報告や共有するのも楽しいことです。結局、自分たちが楽しめていることを相手に伝えられて初めてビジネスとして成立すると思っています。お客様が楽しい時に私たちも楽しんでいることが重要で、私たち自身が楽しめないことはお客様も楽しいはずがないと思います。そして楽しさはいずれ豊かさとなり、地域も豊かにできると考えています。この思想が伝わっている企業さまにお付き合いいただいているという実感がありますね。
―地域のために三方よしで創造する未来
新しいことへのチャレンジ精神は根底にありますが、やはり地域のためになることを忘れずにしていきたいです。失敗を恐れず、地域に必要とされるものにどんどん取り組んでいこうと思っています。ビジネスの希少性が高いことも大切ですが、一番大切なのは地域、お客様、自社の三方よしということです。また、このチャレンジすらも楽しむ文化を形成していくビジョンを持っています。
―事業の軸は「地域のためになっているか」
地元の企業を高校生に紹介するという冊子「TSUNAGU」を、若者の地元定着ということを掲げて発刊していますが、最近はInstagramやYouTubeといったSNSにも情報を発信しています。ただ、先を見たときに紙や動画などその手法に関してはあまり意識していなくて、結局この地域が何をしたいかを追い求めています。どこまでも、地域の為になる事業を展開するにはどうすればいいかという部分が重要です。さらに、自分たちの幸せが地域の幸せにもなる状態を築くことが当面のビジョンであり、その為に今は基幹事業を自分たちが一番楽しむということを大切にしています。
―人とのつながりが貴重な岡谷市
学生時代、東京に出ていた時に、人間関係の距離感をとても感じたんです。例えば、アパートに住んでいても近隣にどんな人が住んでいるのかも全く分からず、言ってしまえば孤立しているような感覚を覚えました。逆に岡谷市にいると、ご近所さんと顔を合わせた時、普通に挨拶し合うとか、自分がコミュニティの中にしっかりいるんだと実感できますね。やはり人との繋がりはとてもありがたく感じます。仕事の時も、全く知らない人とお会いしても共通の知人がいることが多く、すぐ仲良くなりますよ。人間関係を築くのが億劫な方は合わないかもしれませんが、好きな方にはとてもフィットすると思います。
―田舎過ぎず生活しやすい街
岡谷市は田舎過ぎず、意外となんでもあります。さらに、車で少し行けば山もありますし、キャンプ場もあります。空気も水もおいしい地域です。川では釣りもできますし、レジャーも楽しめる地域ですね。特に、諏訪湖はいいですね。来られた際は是非一周してもらいたいです。晴れた日は諏訪湖の向こうに富士山も見えて、絶景です。特に春先になると、八ヶ岳が雪をかぶっているので、少し山の方に上がって開けた場所から見える景色には本当に癒されます。空気が澄んでいて、何か行き詰まった時に深呼吸しに行くととてもリフレッシュできます。
―7年に一度の御柱祭は諏訪の醍醐味
7年に一回、御柱祭というお祭りがあります。どれだけ地域へ貢献できたかによって、役割が変わってくるお祭りです。場合によっては、御柱に乗ることができるかもしれません。この地域に住み御柱祭に入り込んでいくというのは醍醐味の一つだと思います。
―地元企業に人材を繋ぐ事業
「TSUNAGU」という企業紹介冊子を発刊しています。具体的には地元の企業を高校生に紹介し、地元就職に繋ぐための冊子です。冊子の掲載にあたり、企業への営業、取材、撮影、制作まで自分たちで全て実施しています。人口一極集中の影響で長野県から人材が流出する社会課題があり、少しでもこの課題解決をしたいという思いから生まれたのがこの事業です。実際に学生に話を聞いてみると、地元には働く場所がないという声がとても多くあったんです。本当はそんなことはなく知らないだけなので、知らせていくことが私たち大人の責任だと考えて事業を始めました。教育委員会や学校に許可を頂き、配布地域のすべての高校に配っています。毎年一冊発刊しており、120~130社ほど、掲載頂いています。
―地域の声からスタートした動画制作事業
今はコロナの影響で会社見学がなかなかできません。そんな中、高校の先生から、現場に行けなくてもリアルに会社を知ることってできないかなと相談がありました。そこで、オンラインで会社見学ができたらいいのではないかと考え、地元企業を取材し会社見学動画を作成してYouTubeなどのSNSに掲載し始めています。お声をいただいた当初は、実は動画制作経験がなかったんです。それでも勢いではじめました。このように外からの声を拾い、それを解決したり実現するためにはどうすればいいか、というところから弊社のチャレンジは始まっています。なので、経営陣が声を上げるというより、基本的には外部や社員の声で新たなチャレンジが決まっていきます。
―地域に根付いたチャレンジ企業
チャレンジ精神や、まずやってみようというフットワークの良さが会社の強みです。少数精鋭のメンバーは皆、先回りして人を喜ばすことが好きです。社内においてもとにかく協力して仕事を進めていく文化となっているのが非常に強みですね。また、地域において我々が色々なことにチャレンジしている企業と認知されているので、遠慮なく懐に飛び込んでいけることも強みです。弊社は岡谷市民新聞社から分社化していて、そちらは非常に長い業歴を持った企業です。そこで培った地域との密着度や人との繋がりも、新興企業でありながら強みにできているのは大きいと思います。
―失敗すらも乗り越える実行力
社員からの提案は、社員とコミュニケーションをとる中で出てきます。会社として基本的にはそれを実行に移すという意思決定をすることが多いです。また、条件で縛るのも嫌いなので、まずはやってみて、やっていく中で課題にぶつかりそれを乗り越えていくことの方を重視しています。ビジネスなので、会社を潰すほどのリスクにはさすがにストップをかけますが、失敗はつきものであり、失敗自体は咎めません。むしろその失敗から何を得られたのかに目を向けていますね。理念にもある通り、チャレンジを楽しみ、失敗すらもポジティブに楽しむという文化が確かにあります。
―個人の意思を反映させた評価制度
弊社の評価制度は半期ごとに評価をしていくのですが、まずは会社から目標の方向性を各個人に落とします。それをもとに、目標は自分たちで決めてもらうのですが、各人が目標設定をしたあと、経営陣で全て目を通します。その後、個人面談で話し合い、目標を確定します。目標には行動目標と数値目標があり、まずは会社の方針である数値目標を設定した上で、その数値目標を達成するためにどういう行動をとるのかを行動目標に落とし込むという形式です。また、評価は賞与へ反映しています。まだ運用し始めて間もない状況ですので、将来的には明確なルールのもと、基本給にも連動していきます。ここも一つのチャレンジとして取り組んでいくことになります。
―協力体制のもと目標達成を目指す
ルールとして、上司は部下の目標達成に向けた支援に責任を持つこととしており、半期の中間にも面談を実施し進捗状況の把握とアドバイスをしています。ただ、普段よりコミュニケーションが密にとれる環境にあるので、この面談だけで確認するということではなく、日々のコミュニケーションで目標についても細かく話していますね。
―チャレンジ意欲のある方と共に
企業の強みでもある、チャレンジ精神や、まずやってみようというフットワークが軽い方に来て頂けると嬉しいです。少人数制ですので、協調性があり、この風土にわくわくする方でしたら大歓迎です。是非一緒に「えんじょい」の和を、この岡谷市から広げていきましょう。
―株式会社つなぐへ入社して独り立ちまで
営業に関しては、未経験者であっても早ければ三ヶ月、遅くとも半年後には一人で活動できるようなイメージで進めています。取材の企画、運営に関しては、1年程を要するイメージです。本人のチャレンジ意欲を踏まえ、一人でやってみるという環境は提供しているので、目安の三ヶ月や半年にとらわれず、どんどんチャレンジングに取り組んでいってほしいですね。
―入社以降、最初のチャレンジ
基本的にはいきなり一人で動くということはないです。必ず同行して業務を始めていき、社内でのロールプレイングも実施します。同行の目的は、サービスの提供手法や自分たちのツールの置かれている位置の確認などではなく、私や先輩がどんな距離感で営業先や納品先と接しているか、どんな表情や態度で関係を築いているかを見てもらうことです。慣れてきたら、営業も撮影も一通り独り立ちをして頂く形です。営業に関しては、サービスを売るというより、人を売るようなところが重要です。ここを学んでいただくのが最初のチャレンジです。
―挑戦の結果、働き方の多様性を確保
勤務体系はフレックスタイム制を取り入れており、直行直帰も申請のうえ可能にしています。これは、活動範囲が広いので、なるべく効率的に営業や取材に回れるようにという意図からです。リモートワークについては、過去に緊急事態宣言が出たタイミングで約9割実施をしました。それもある意味挑戦でしたが、リモートでも仕事が回ることも分かりました。そのため現在も特に営業はどんな場所でも仕事ができる状況です。
―広大な長野県を縦断
地域での活動になるため、基本的には全て社用車を使います。長野県は良いか悪いか本当に広い地域です。北は白馬村、南は飯田市まで、縦に200キロぐらいあるんです。弊社がその真ん中ぐらいに位置しているので、時には100キロの運転が必要になります。それぞれの地域で美味しいものを食べたり、地域の景色を楽しんだり、そうやって仕事のない業務時間も充実させてほしいなと思います。
―協力会社との交流会
小さな会社なので一社で全てを賄うということではなく、協力会社さんがいらっしゃいます。例年、協力会社さんと親睦を深める取り組みとして、社員全員で会社見学や、意見交換会を実施しています。昨年は暑い時期に、協力会社さんの所へ皆で行き、アイスを食べながら地域のことを話したりしました。これも一つ「えんじょい」に繋がる行事です。コロナが落ち着いた際はまた企画して定期的に実施していきたいと思っています。
―事業そのものが地域貢献
我々は地域の皆さんのニーズに応えるというイメージを作っていっております。それができると、結果的に事業を通して、地域の皆さんに役立つことができると考えています。この地域には技術を持っている企業さんや、元気で頑張っている企業さんがたくさんあるんです。けれども、人がなかなか来なくてだめになってしまうケースも少なからずあります。そういった企業さんも、この地域で育ってきた子供たちも、移住等で来ている方たちにとっても、「TSUNAGU」事業や新しい事業を通してお手伝いができるという点が、地方創生に直結しているものだと思っています。社員、地域が元気になるという目標もありますが、元気になっていく地域で社員が活躍して携わっているという誇りを持てる要素を増やしていきたいですし、実際に体験してみて魅力を感じてもらいたいと思います。
社名 | 株式会社つなぐ |
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本社 | 〒394‐0031 長野県岡谷市田中町2-1-2ナカミチビルB |
支店 |
松本サテライトオフィス 〒390-0852 長野県松本市島立861-1 IZUMIビル3F |
従業員数 | 6名 |
資本金 | |
設立日 | 2019年1月 |
代表者名 | 薩摩林 建 |
事業内容 | ・高校生向け 地元企業紹介冊子「TSUNAGU」の発行 及び 企業勉強会の運営 ・高校生の活動を応援するWEBマガジン「Jr.Athlete PLUS Matsumoto」の運営 ・外国人技能実習生監理団体「国際経営支援事業協同組合 中南信支部」 |
採用HP | https://tsunagu-local.com/job/ |
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