長野県松本市にある有限会社電算オフィスオートメーション。 システムの受託開発やシステムエンジニア派遣をメインに事業を展開している。 つねに前進。つねに一歩。という理念を掲げ、一歩先を行く圧倒的な顧客目線で活動をしている。 技術力や経験は問わず、人間力を重視し、明るくコミュニケーションのとれる方を募集。
募集職種・ポジション |
・システムエンジニア ・システム営業 |
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仕事内容 |
システム開発 WEB開発 グラフィックデザイン ハードウェア機器の販売、保守 ネットワーク設定 営業=上記に関わる法人営業 |
想定収入 |
【給与】 200,000円~380,000円 【賞与】 合計1~3か月分を7月/12月に支給 ※業績によって異なります ※昨年実績:2.3ヶ月分支給 |
募集背景 | この度、事業拡大成長をするにあたり、開発業務や法人営業を担当していただく方を募集します。将来的には弊社での中核社員として活躍していただける方を募集します。 |
求める人物・スキル・経験 |
・明るくコミュニケーションが取れる方 ・目を見てコミュニケーションが取れる方 ※経験等は問いません |
雇用形態 | 正社員 |
勤務地 | 本社所在地 |
勤務時間(就業時間) |
8:30 ~ 17:30 (所定労働時間:8時間/休憩時間:1時間) ※月平均残業:10時間 |
試用期間 |
6か月間 ※待遇に変化なし |
休日・休暇 |
完全週休2日制(土日) その他休日(祝日/有給休暇/慶弔休暇)※慶弔休暇:結婚、配偶者の出産、忌引き 会社が定める日(年末年始ほか) |
待遇・福利厚生・加入保険 |
社会保険完備(雇用保険/厚生年金/労災保険/健康保険) 交通費支給あり 退職金制度 車通勤可(無料駐車場有) |
住居手当など |
・通勤手当有(通勤距離によって規定) ・住宅手当(独身の方のみ、賃料の1/2を支給。上限あり) |
―体育教員の夢を諦め、テニススクールの立ち上げへ
小さい頃からテニスをやっていました。なかなかいい成績だったため、大学はテニス推薦で明治大学文学部へ進学しました。正直なところ、将来は小学校の体育教員になりたかったんです。そのため日本体育大学に行こうと思っていたんですが、力を入れていたテニスでの推薦だったため、推薦を受けた大学に行くことを決めました。進学後、教職員の免許も取りましたが、体育教員の資格ではなかったので先生にはならず、卒業と同時にエムスタイルテニスアカデミーというテニススクールを松本市に立ち上げ、テニスコーチを何年間かやりました。
―東京で就職か、地元へ戻るかの分かれ道
テニススクールの立ち上げ時、東京でも就職の内定が出ていたのですが、そこをお断りして地元に戻る選択をしました。今のエムスタイルテニスアカデミーの代表から一緒にやらないかと声をかけていただき、長野に戻ってやっていくという決断をしました。4年間大学に通った中で、満員電車も好きではないですし、人混みも好きではなかったので、帰ってきた際は安心感を感じました。幼いころにはいつもの景色であった山がすごく綺麗に見えて、町から山を見ていると安心感が湧いてきましたね。その点も含めて、やはり地元に帰る選択をしてよかったと今でも思います。
―電算オフィスオートメーションへの入社~代表就任
2013年に現会長から声がかかり、当時所属していたエムスタイルテニスアカデミーのテニスコーチは退職し、電算オフィスオートメーションに取締役として入りました。実は最初は入社を断り続けました。やはりテニススクールが設立したばかりでしっかりやっていきたいと思っていましたし、兄が電算オフィスオートメーションを引き継ぐと思っていたので、幼少期から好きなことをやってきていました。そのため、途中からそう言われても困りますというのが正直な気持ちでしたね。悩んだ末、最終的には新しいチャレンジをしてみようという気持ちが決め手となりました。畑違いの業種であり、また2万字の卒業論文を手で書くほどパソコンを触ってこなかったので、寿司打というタイピングゲームを使った練習からはじめましたよ。最初の案件は、本のレンタルをされている企業の従業員用の在庫管理システムの製造でした。実務において苦労がありながらも、そこから2015年に二代目の代表取締役に就任させていただき、現在に至ります。
ー異業種へ飛び込むうえで濱社長が意識したこと
入社から社長就任当初は学んでいこうという気持ちが一番強かったです。凄くにぎやかな体育会系の業種から、それに比べると黙々と実施するシステム業界に入ってきたものですから、最初は戸惑いもありましたし、慣れない部分もありました。けれど、そういった違いを理解していくところから入っていくのが一番いいのかなという風に思って、社員さんの意見をよく聞き、学ぶ姿勢でのスタートでした。加えて、テニスコーチ時代から、生徒さんや親御さんとのコミュニケーションを非常に大切にしていましたので、特にコミュニケーションには力を入れました。一人一人と話すことによって、考えが伝わってくることが多かったので、コミュニケーションを取ることはどの業種でもとても大切だなとそのころから思うようになりましたね。
―時代の流れを汲み取った理念変更
現状維持は衰退だと考えています。情報の流れは本当に早いので、常に一歩先を意識してほしいという思いから「つねに前進。つねに一歩。」という企業理念をつくりました。2017年に会社の方向性を話し合っていた時は、今のお客様を大切に現状維持していけば良いのではないかと声も上がっていたのですが、それは違うぞと思ったのと、その意識を変えていこうということで、私の代で変更し、常に一歩先を見据えた情報収集や技術の習得をしましょうと伝えています。
―新しい事業へのチャレンジ
弊社はWEB事業会社とシステム会社の二社あるのですが、その二社を完全に分けていこうと進めています。また、電算オフィスオートメーションはシステム会社に位置づけられるのですが、まったく違う事業展開も考えています。今後システムだけでは不十分だということで、介護事業を展開する予定です。今システム業界は本当に人材不足で、仕事もありがたいことにたくさん頂いているのですが、これが永遠に続くとは思っていません。新たな領域を良いうちに開拓していこう、チャレンジしていこうと介護事業の展開を決めました。
―濱社長の意思決定スタイル
意思決定においてどんなスタイルが自分に合っているかというのは常に勉強だと思うのですが、学びながら自分のスタイルを確立していきつつあります。その一つが、自分の意見のみで意思決定をしていくのではなく、社員とコミュニケーションを取り、社員の意見も踏まえたうえで決定していくという形です。今回の介護事業の展開についても、幹部や社員とコミュニケーションを取って決めました。
―濱社長が語る松本市の魅力
長野県松本市は山もきれいですし、人柄も本当にいいですね。親身になって聞いてくれる方も多いですし、過ごしやすい地域だと思っています。遊ぶところも多く、関東の方からは公園でこの広さはあまりないと言っていただいたり、結構気に入っていただけている方が多いと思います。移住してくる方も長野県は多いと聞いているので、徐々に魅力が伝わってきているんじゃないでしょうか。地方と都市のハイブリッドのようなそういう街だと思います。
―電算オフィスオートメーションの事業内容
システム開発、ハードウエア構築、ウェブ事業と、主に三つに分かれていまして、システム開発が大体80%ぐらいを占めています。システム開発については、お客様先に人材を派遣し入り込んで開発を進める分野と、お客様先から要望を頂き自社内で受託開発する、主に二つのやり方で行っております。東京へも広げたいという思いがあり、東京からお仕事をもってくるという形もとっているため、東京にも3名社員がいます。
―システム開発、今後は受託メインに
派遣と受託は現状半々くらいの割合ですが、派遣を少なくしていこうと考えています。どうしても派遣となると、コミュニケーションが減ってしまうため、電算オフィスオートメーションの一員だという意識が薄れてしまう部分があります。また、派遣だと部分的な領域しか経験せずに、本来のシステム開発や構築の楽しみの一部しか味わえないと思ったんです。エンドユーザーさんから要望を聞いて、要件定義、基本設計、詳細設計、そして最終テストをして納品するという、そういった一連の流れで取り組むことの楽しさを経験してほしいと思っています。
―関連会社との連携で広がる領域
グループ会社にアクティという会社があり、そこではホームページ制作やWEBページ制作、例えばECサイト※の制作をしています。働く場所は一緒のオフィスなので、システム案件、WEB案件はどちらの会社に所属していても、希望や適性を見てメンバーにさせて頂くこともあるので、経験の幅は広がると思います。
※ECサイトとは自社の商品やサービスを、インターネット上に置いた独自運営のウェブサイトで販売するサイトのこと
―地域のなんでも屋
パソコン一台、ケーブル一本から地域を元気にするという気持ちで、松本市で長く会社をやってることもあり、多岐にわたってお客様の要望を聞けるという、フットワークの軽さが非常に強みです。お客様の要望全般を聞いていると、自社の利益につながらないことももちろん多いです。けれどもそこに答えていくことによって、後々お仕事に繋がるかもしれないですし、一歩先を見ながら断らずに応えています。お客様から何屋さんなんだと言われるくらいのフットワークの軽さがあるので、ある意味でいうとかなり地域に根付いていますね。
―システム会社の取り組む評価制度
行動目標と数値目標の二つの軸で評価をしていて、半年ごとにそれぞれの目標に対して振り返りを行っています。また、役職によって評価の配分を変えていて、管理職になるにつれて数値目標を重視する割合が大きくなっていきます。評価は半年ごとに賞与への反映をさせており、給与への連動についても現在構築をしているところで、明確な仕組みが導入されていく予定です。評価制度の内容は従業員の成長や会社の成長に合わせて、半年ごとに修正を加える柔軟なものになっています。
―鍵を握る管理職の教育
評価制度に取り組むうえで、部下の目標設定のアドバイスや評価を行う管理職のマネジメントスキルを上げることが非常に重要だと考えています。管理職ごとに甘い評価や厳しい評価の傾向が出るので、目線合わせを行っていくなど、色々と試行錯誤を重ねているのが現状です。
―技術ではなくコミュニケーション能力
明るい方、コミュニケーションを取れる方に来ていただけると嬉しいです。あとは当たり前かもしれませんが、目を見て話していただける方に来ていただけると良いなと思います。実は今、採用面接の際に技術や経験については聞くようにしていますが、重要視はあまりしていません。面談の時には職務経歴書などの書類も参考にしますが、その人自身の良さを見させていただくように進めています。未経験の方でも技術や知識を身に付けられる環境が整っているので、安心してきていただければと思います。2021年、22年入社の社員も全員未経験です。
―電算オフィスオートメーションに入社して以降の三ヶ月間
入社後はまず、社内でパソコンの設定やマイクロソフト365の環境説明から設定をレクチャーを受けながら実践します。そして、具体的な業務内容のレクチャーを受け、業務の設定、業務ができる環境構築を行っていく流れです。その後約二ヶ月間、お客様と合同の技術研修に入ってもらっています。一つのプロジェクトを仕上げるという約二ヶ月の研修なのですが、成果物の発表会まであり、そこに私やお客様先の代表などが参加してフィードバックするという形で学ぶ環境を整えています。ここまでで約三ヶ月程度です。
―四ヶ月目からはプロジェクトに参加
研修後は、受託開発がメインの業務です。上司がつき、一つのプロジェクトに入って学んでいただいています。プロジェクト内の役割に関しても、まずは簡単な業務から徐々にレベルアップしていく形で取り組んでいただきます。
―コミュニケーション力重視が働き方の多様性に繋がる
人間力やコミュニケーション力重視の採用をしていったことで、集中するときは集中し、分からないときにはすぐに周りに聞けるような環境になっています。今は月曜日と金曜日は出社日、火水木曜日はテレワークと柔軟に働き方を切り替えていますが、コミュニケーションが取れる環境は担保できていますね。出社日に色々と駆け回ってわからないことや確認事項を聞いている社員もいます。お客様に対して迷惑をかける最悪の状況になる前にいつも相談があり、業務の修正もスムーズです。結果として、お客さんの満足度や、さらなるリスクヘッジにもつながっています。
―業務の壁を越えて大切にする環境
外に派遣されている社員に関しては直行直帰なので会社に寄ることはほとんどない状況です。そこで、社内メンバーとのコミュニケーション不足を解消するために、派遣先での仕事や自分自身の状況などを、二週間に一度上司と話していただく時間を設けています。この時間を確保することは、お客様へもあらかじめ説明した上で契約しており、会社としては非常に大切にしている部分です。また、派遣先の環境で良いなと感じた部分は積極的にお客様の許可を得て社内に共有していただき、自社の業務改善という点でも社内外問わず活発にコミュニケーションをとっています。
―現場の声を重視した会議体
月一回役員会議の際に必ず業務改善を挙げてもらっています。事前にグループリーダーの方がまとめて、生の意見をもとに会議で方針や対策を考えるという形をとっています。最近は、電話の営業時間外は留守番電話案内を流すことにしたり、応接室のモニターを配置したりといったことを実行に移しました。小さなことであっても、会社を良くしていくうえで現場からの意見は欠かせないと思っています。
―子供食堂への協賛
あるハンバーガー屋をやられているところから、100食を子供限定で無償提供するという子供食堂という話をいただきまして、会社から協賛を出しています。やはり飲食店はなかなか厳しい状況なので、地元の飲食店さんを助けてあげたいという思いのもと、この取り組みは二ヶ月に一回はやるようにしています。
―「まつもと・あづみの華火プロジェクト」を始動
「まつもと・あづみの華火プロジェクト」というのを今年からやり始めました。イベントができない状況下で花火師さんのところに花火が余ってしまっているんですね。そういった花火師の方が医療関係や、飲食関係の方に元気になってもらいたいということで無償で花火を上げているんです。稼ぎ口のイベント開催がないうえに、無償で花火をあげていることが、それは違うんじゃないかということを思ったんです。なので、自治体の理事長さんを含めて5名でプロジェクトを立ち上げ、協賛金を募って、夏に向けてこの協賛金を使用した花火の打ち上げを計画しています。昨年はYouTubeのライブ配信を社員に手伝ってもらい実施しました。地方創生に興味ある社員さんには是非ともどんどん参画してもらいたいですね。
社名 | 有限会社電算オフィスオートメーション |
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本社 | 〒390-0852 長野県松本市島立799-1 アールテックビル2階 |
支店 |
東京オフィス 〒102-0074 東京都千代田区九段南一丁目5番6号 りそな九段ビル5F |
従業員数 | 25名 |
資本金 | 800万円 |
設立日 | 1981年8月 |
代表者名 | 濱 尭二 |
事業内容 | システム開発 |
採用HP | https://www.densan-oa.co.jp/recruitment |
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